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フジ・メディアHD取締役会に日枝久氏の辞任求める…株主の米ファンドが書簡

読売新聞 / 2025年2月4日 5時59分

フジテレビ

 【ニューヨーク=小林泰裕】タレントの中居正広さん(52)の女性トラブルを巡り、米ファンドのダルトン・インベストメンツはフジ・メディア・ホールディングス(HD)の取締役会に対し、日枝久取締役相談役の辞任を求める書簡を送付したことを明らかにした。日枝氏はフジサンケイグループの代表も務める。書簡は3日付。

 一連の問題を巡っては、フジテレビの港浩一社長や嘉納修治会長らがすでに辞任している。ダルトンは書簡で「これらの辞任だけではスポンサーは戻らない」と指摘し、日枝氏がフジ・メディアHDとフジテレビの取締役を辞任する必要があると主張した。

 書簡では「フジの企業統治が機能不全に陥っていることは明らかだ」とも指摘し、その背景には、約40年にわたって日枝氏がグループを「独裁的に」支配し、影響力を行使してきた点が挙げられると言及した。日枝氏が1月27日の記者会見に出席しなかったことも問題視した。

 企業統治の改善に向け、独立した社外取締役が取締役会メンバーの過半数を占めるよう体制を見直すことも求めた。3月末をめどにまとめられる第三者委員会の調査報告書を待つのではなく、速やかにこれらの対応を取るべきだと主張した。

 金融情報サービス・リフィニティブによれば、ダルトンはフジの株式の約6%を保有する第2位の株主。関連会社と合わせると、保有株式は約7%に上る。

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