バスケ女子代表新監督ゲインズ氏抱負「日本のスタンダードを取り戻したい」

記者会見に臨んだゲインズ新監督（左）

　バスケットボール女子日本代表の新監督に決まったコーリー・ゲインズ氏（５９）が３日、東京都内で就任記者会見に臨み、「スピードが速くて強度も高く、ミスをしない。対戦相手がやりにくいと感じるバスケを目指したい」と抱負を語った。

　女子日本代表は２０２１年東京五輪で銀メダルに輝いたが、昨夏のパリ五輪は３戦全敗で１次リーグ敗退。米国出身のゲインズ監督は女子日本代表コーチを務めた経験もあり、２８年ロサンゼルス五輪に向け、若手を積極的に起用する方針を示した。

　ゲインズ新監督は「日本は世界から尊敬され、強敵としてリスペクトを受けるようなチームになったが、最近はそのスタンダードが少し落ちてきた。もう一度取り戻したい」と話した。

　チームは７月に中国で行われるアジア・カップで２大会ぶり７度目の優勝を目指す。