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専攻医の過労自殺、労基法違反容疑で書類送検の病院運営法人と院長ら2人を不起訴…神戸地検

読売新聞 / 2025年2月4日 20時15分

 甲南医療センター(神戸市東灘区)の専攻医が過労自殺した問題で、労働基準法違反容疑で書類送検された運営法人「甲南会」と同会代表理事の具英成ぐえいせい院長ら2人について、神戸地検は4日、不起訴とした。理由を明らかにしていない。

 センターの専攻医だった高島晨伍しんごさん(当時26歳)は2022年5月、神戸市の自宅で自殺した。西宮労働基準監督署は23年6月に労災認定し、同12月に労使協定の範囲(月95時間以下)を約19時間超える時間外労働をさせたとして、具院長らを書類送検していた。

 センターは「事実に基づく十分な捜査を経て判断をしていただいたと認識している」とのコメントを出し、高島さんの母(62)は取材に「非常に残念。この結果が、いま働く若い医師の方々にとって不利益なものにならないことを願います」と話した。

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