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オンラインカジノ賭け金42億円、口座移し替え139回…資金洗浄の疑いで会社役員ら3人逮捕

読売新聞 / 2025年2月4日 22時57分

神奈川県警察本部

 海外のオンラインカジノへの賭け金を複数の口座に移してマネーロンダリング(資金洗浄)をしたとして、神奈川県警は4日、東京都文京区の会社役員の男(44)ら3人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで逮捕した。3人は賭け金の入金や払い戻しなどを管理する「決済代行グループ」のメンバーだという。

 他に逮捕されたのは、自称文京区の会社役員の男(53)、文京区の会社員の男(47)の両容疑者。発表によると、3人は共謀して2024年6月17日~7月10日、海外にサーバー拠点を置くオンラインカジノの6サイトを通じて集まった賭け金など計約42億円を、グループで管理する銀行口座に計139回移し替えて隠匿し、資金洗浄した疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。

 グループは法人、個人を合わせて約500の口座を管理。カジノ利用者からの賭け金の入金や払い戻し、オンラインカジノ運営者側への売り上げの送金などは、国内にサーバーを置く決済システムを介して行い、23年6月~24年7月の取扱件数は計約210万件に上っていた。この期間の賭け金は約900億円に上り、グループは手数料として約47億円の利益を得ていたとみられる。

 グループが管理する口座や3人の関係先などからは、計約8億3000万円が見つかっている。県警はマネーロンダリングされた資金の流れなどを詳しく調べる。

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