八潮道路陥没でトラック運転席発見か…穴から100~200m下流付近
読売新聞 / 2025年2月5日 20時7分
埼玉県八潮市の県道が陥没し、トラックが転落した事故で、県は5日、ドローンで下水道管内を調査した結果、現場の下流部で転落したトラックの運転席部分とみられるものが見つかったと発表した。県は引き続き調査を進め、消防や自衛隊と連携して運転手の救出方法を検討する。
県によると、見つかったのは穴から100~200メートル下流付近。ドローンを下流側から下水道管に投入したところ、変形したトラックの運転席部分らしきものがカメラに映ったという。運転していた70歳代男性の姿は確認できていない。
県は、下水道管の下流部分に障害物があり、流れが悪くなって穴内部で水が湧き出しているとみて、4日に水中ドローンで調査を始めた。しかし、下水の速い流れに阻まれたため、管内の水位が下がった5日は飛行するタイプのドローンで調査した。
大野元裕知事は5日夕の県の危機対策会議で、消防に加えて自衛隊にも対応策の検討を要請したと説明し、「早い水流や土砂、硫化水素など克服すべき課題は多いが、(運転手の救出に向けた)作業を懸命に実施していく」などと話した。
一方、陥没でできた穴内部に重機を入れるための2本目のスロープが5日、完成した。しかし、湧き出した水で穴内部の浸食が進み、2本目のスロープ近くに埋設されていたコンクリート製の農業用水路が露出。「宙づり」状態になり崩落の危険性があるため、周辺の住民に避難を呼びかけた上で、慎重に撤去を進める方針だ。
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