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国連のグテレス事務総長「民族浄化を避けることが重要」…トランプ氏のガザ移住提案に反対

読売新聞 / 2025年2月6日 15時4分

アントニオ・グテレス事務総長(2月5日、ニューヨークの国連本部で)=ロイター

 【ニューヨーク=金子靖志】国連のアントニオ・グテレス事務総長は5日、トランプ米大統領がパレスチナ自治区ガザの住民の域外移住を提案したことを受け、「(特定の民族などを強制的に排除する)民族浄化はどのような形であれ、避けることが重要だ」と述べ、反対する姿勢を示した。ニューヨークの国連本部で開かれたパレスチナに関する会合で発言した。

 グテレス氏は、イスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」の必要性を訴えた。その上で「独立したパレスチナ国家」が実現した際には「ガザ地区は不可欠な一部だ」と強調した。

 また、パレスチナのリヤド・マンスール国連大使は5日、国連本部で記者団に「ガザは誰もが自由に手に入れ、自由に使えるものではない。ガザはパレスチナの人々のものだ」と述べ、トランプ氏に反発した。

 トランプ氏は4日、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘で壊滅的な打撃を受けたガザを米国が長期的に「所有」し、再建させる意向を示した。

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