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グーグル、「DEI」採用目標を撤回…「フロイドさん暴行死」後に年次報告書に盛り込まれた「多様性」文言も削除

読売新聞 / 2025年2月6日 10時47分

グーグル本社=ロイター

 【ニューヨーク=小林泰裕】米IT大手グーグルは5日、黒人など社会的少数派に配慮した採用目標を撤回したと明らかにした。トランプ米大統領が、少数派に配慮する「DEI(多様性、公平性、包括性)」政策を批判していることを受けた措置としている。

 グーグルは5日発表した年次報告書で「多様性、公平性、包括性を大切にし、多様な人材が活躍できる職場づくりに取り組む」との文言を削除した。この文言は2020年に黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に首を押さえつけられて死亡した事件を受け、21年から24年まで年次報告書に盛り込まれていた。

 グーグルは読売新聞の取材に「私たちはすべての従業員が平等な機会を得られる職場づくりに取り組んでいる。最近の大統領の政策などを受け、年次報告書を改定した」と回答した。

 トランプ氏は、黒人などの人種的少数派に配慮した職員採用に不満を持つ白人保守層を意識し、バイデン政権で推進されたDEI政策を批判している。

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