今季一番の寒気、各地で大雪…輪島の積雪は平年の２倍超・北陸はあす朝までに降雪８０ｃｍ予想

渋滞する福井県越前市の国道８号（６日午前９時２７分、福井県越前市で）＝渡辺恭晃撮影

　日本上空に今季一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、日本海側を中心に６日午前も雪が降り続いた。大雪は９日頃まで続く見通しで、気象庁は、引き続き車の立ち往生など交通への影響に警戒するよう呼びかけている。

　気象庁によると、６日午前９時までの２４時間降雪量は、福島県金山町で５０センチ、岐阜県本巣市で４８センチを観測した。能登半島地震の被災地も雪が積もり、石川県輪島市では午前９時時点で平年の２倍超となる１５センチの積雪になった。

　７日午前６時までに予想される２４時間降雪量は、多い所で北陸（新潟県含む）８０センチ、東北７０センチ、北海道、東海、近畿５０センチ、関東甲信、中国、九州北部２０センチ、四国１５センチ。