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「パナマ運河の通航料高すぎ」とトランプ氏→アメリカ政府船舶は無料に…近く首脳電話会談

読売新聞 / 2025年2月6日 21時45分

 【ワシントン=阿部真司】米国務省は5日、太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河を巡り、米政府の船舶の無料通航をパナマ政府が認めることで合意したと、SNSで発表した。トランプ米政権の圧力を受け、パナマ側が譲歩した可能性がある。

 米側の発表に対し、パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領は6日の記者会見で、「虚偽に基づいた声明だ。容認できない」と述べた。トランプ大統領は、近くムリノ氏と電話会談する方針で、両国間で駆け引きが行われている模様だ。

 運河の出口にある二つの港湾は香港系の企業が管理しており、トランプ氏は通航料金が高すぎると不満を示していた。米中対立が激化した際に運河が閉鎖される事態を懸念し、軍事力行使も示唆している。ルビオ米国務長官は2日、パナマでムリノ氏と会談し、中国の影響力排除を求めた。

 一方、米ブルームバーグ通信は4日、港湾を管理する香港系企業を巡り、パナマが管理契約の解除を検討していると報じた。管理契約は1997年に最初に交わされ、2021年の更新で47年まで延長されている。

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