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架空のネタ大学「国際信州学院大学」が電話番号の運用を終了へ「電話したい方は今月中に」アナウンスに笑い

J-CASTニュース / 2025年2月6日 12時40分

架空のネタ大学「国際信州学院大学」が電話番号の運用を終了へ「電話したい方は今月中に」アナウンスに笑い

実在しない「国際信州学院大学」。2025年には年賀メッセージも出していた(写真は「国際信州学院大学」のXから)

設立125周年を迎えるとうたう「国際信州学院大学」公式Xが2025年2月3日、電話番号の運用を2月末で終了すると報告した。

「電話したい方は今月中にこちらにお電話ください」

国際信州学院大学公式Xは、「昨今の通信手段の多様性を踏まえ、本学の電話番号の運用を2月末で終了します。3月以降は電話が不通になります」と報告した。

「本学の電話番号は050-5438-6933です。(自動音声応答)」とし、「電話したい方は今月中にこちらにお電話ください」と呼びかけた。

大学の電話番号が不通となるというのはなかなか珍しいケースだが、実はこの「国際信州学院大学」は実在していない。

1月1日には「本学は今年で設立125周年を迎えます。なお、本学広報課がネットでの広報活動を開始してもう7年になります」と伝えていた同校。

公式サイト「本学の歴史」では、1900年に長野県安曇野市に設立されたとしているが、実際にこのネタ大学が「開校」したのは2018年1月のこと。ネット掲示板「5ちゃんねる」ユーザー達が、偽の公式サイトや教員のSNS、校歌などを続々と制作し始めたのだ。

きっかけは、5ちゃんねるの「ニュー速VIP」板に1月下旬に立った、「受験シーズンだし(中略)架空の大学を作って受験生釣ろうぜ」といったタイトルのスレッドだ。ここに集まったユーザー達が協力し、大学名や学校の歴史を決定。その上で、偽の公式サイトや教員のSNSなどを作り始めたのだ。

実際に電話番号も開通しており、公式サイトによる案内では「5カ国語対応自動音声で案内します。合否確認(日本語のみ)もできます」と伝えていた。

「よく考えたら『電話したい方は』って意味不明で笑う」

電話番号の運用終了を伝える投稿では、「本学に電話したことない方のために自動音声応答の説明をします」と説明している。

「この電話番号に電話すると短いコール音の後に音声が始まります。最初に合格確認の案内がありますが、合格確認に行かずにそのまま待つと日仏英中韓の5ヶ国語で案内があるので言語を選択してください 保留音として学歌が流れます」

「なお、電話が混み合っていて担当者に接続できない場合がありますが、切らずに待つこともできます」といい、「学歌保留音をはじめ、他大学にはないような『ときめき』を感じられるような工夫をしておりますので電話したことない方は今月末の運用終了までに一度かけてみてください」と呼びかけている。

報告には、「ついに国際信州学院大学の電話が終了か...長年の歴史に幕を閉じるんだな(架空)」「ここの卒業生なんだけど3浪して入った大学だから思い入れがあります 校歌まだ歌えるww」など"架空の学生"からの惜しむ声が寄せられた。

「多様性を踏まえて電話をなくすのクソすぎておもろい」「よく考えたら『電話したい方は』って意味不明で笑う」などと面白がる声も相次いでいる。

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