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坂出・与島の法輪寺から出火、本堂・客殿など全焼…平安末期作成の阿弥陀如来坐像も焼損か

読売新聞 / 2025年2月7日 10時22分

 5日午後9時半頃、香川県坂出市の与島にある法輪寺から出火し、木造平屋一部2階建ての本堂と客殿、庫裏の計約295平方メートルが全焼した。本堂には市指定有形文化財の「阿弥陀如来像」が安置されていたといい、焼損した恐れがある。

 坂出署によると、出火当時は無人で、けが人はいない。119番したのは近隣住民で、「ボンという音がして、見たら燃えていた」と話しているといい、出火原因を調べている。

 同市教委文化振興課によると、「阿弥陀如来坐像」は平安時代末期制作と推定されている。虫食い被害があったため、2020年度に修復し、21年4月から同寺に戻っていた。

 中村司朗住職は火災の知らせを受け、出火直後に坂出市林田町の自宅から駆け付けたといい、「大切にしてきた場所が無残な姿になって、言葉にならない」と話した。

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