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この冬一番の寒波で路面凍結の恐れ、スタッドレスでも「過信しないで」…「車での外出控えて」呼びかけも

読売新聞 / 2025年2月7日 14時30分

【図版】雪道運転の注意点

 近畿や中国地方などの上空にはこの冬一番の寒気が流れ込んでおり、7日夜から8日にかけて冬型の気圧配置が強まって警報級の大雪となる見込みだ。気象庁によると、8日の予想最低気温は神戸、京都市で氷点下2度、大阪市で同1度と、路面凍結の恐れがある。国土交通省近畿地方整備局は「車での外出は控えてほしい」と呼びかけている。

 日本自動車連盟(JAF)によると、橋の上やトンネルの出入り口付近は風通しが良いなどの理由で、路面が凍結しやすい。多くの車が停止や発進を繰り返す交差点も、路面の雪が踏み固められてツルツルの状態になりやすく、注意が必要だ。

 時速40キロ・メートルの車を雪道で走らせ、ブレーキが利き始めてから停車するまでの「制動距離」をJAFが計測したところ、ノーマルタイヤは29・9メートルと、スタッドレスタイヤの1・7倍だった。凍結した路面では、スタッドレスタイヤでも78・5メートルまで延びた。

 雪道での運転では通常よりも車間距離を長く取り、急な車線変更、急発進、急ブレーキは避ける。立ち往生に備えて飲食物や毛布、除雪用のスコップなどを積んでおくと有用という。

 近畿地方整備局の南知之・道路情報管理官は6日に開いた記者会見で、「特に朝方は凍結しやすい。上り坂や沿道への乗り入れでスリップすることも多く、スタッドレスタイヤでも過信しないでほしい」と話した。

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