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トランプ政権、政府の機微なデータをAIで分析か…「AI利用規則を大きく逸脱」報道

読売新聞 / 2025年2月7日 19時36分

トランプ大統領(2024年11月2日)=帖地洸平撮影

 【ワシントン=池田慶太】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、米国のトランプ政権で支出削減などを進める「政府効率化省(DOGE)」が、連邦政府の機微なデータを大量に収集し、人工知能(AI)ソフトウェアに学習させていると報じた。同紙は、プライバシー保護などを目的とした政府内での従来のAI利用規則を「大きく逸脱している」と指摘している。

 同紙によると、DOGEのチームは教育省の財務データへのアクセスを認められ、契約内容や出張費などの情報を収集。民間のクラウドサービスを介してAIソフトにデータを学習、分析させている。政府から学生ローンを受け取る数百万人の個人情報も含まれるとされる。

 バイデン前政権は情報漏えい防止やプライバシー保護のため、業務でのAI利用を原則禁止していた。実業家イーロン・マスク氏がトップを務めるDOGEは、AIの分析を使って教育省の機能縮小を目指しており、他省庁にも同じ手法を適用する計画という。

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