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キャンプ地・宮崎でタクシー不足の恐れ、ライドシェア運行へ…会場と宿泊施設の間など想定

読売新聞 / 2025年2月8日 16時12分

外野芝生に入り、巨人の選手を見守るファンら

 読売巨人軍などプロ野球の3球団が春季キャンプを行っている宮崎市内で、県タクシー協会宮崎支部加盟の事業者が、タクシー会社の管理下で個人が有償で人を運ぶ「日本版ライドシェア」の運行を近く始める。キャンプ地を訪れるファンらの需要に対しタクシーが不足する恐れがあるためで、すでに国土交通省から許可を得ているという。キャンプが終了する3月2日まで行う予定。(浜崎大弥)

 国交省によると、日本版ライドシェアは昨年4月に解禁された制度で、タクシーが足りない地域や時間を限る形で行える。

 県タクシー協会によると、「みやざきライドシェア」と銘打って今回行う取り組みでは、宮崎支部加盟の12事業者が保有し、営業で使われていない車両20台超を活用する予定。タクシーの利用予約の申し込みを受けたものの、配車できない場合にライドシェアを提案する。主にキャンプの会場や宿泊施設などとの間での利用を想定している。運行ルートや運賃は予約をする時点で決まるという。

 運転手はタクシーの運転に必要な2種免許を持たない従業員や、新たに募集して契約する人らを想定。協会の吉本悟朗会長は「ドライバー不足の原因として、取得に時間がかかる2種免許が障壁となっている。少しでも業界の人材獲得につながれば」と話している。

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