アイスホッケー「スマイルジャパン」また圧勝、４大会連続の五輪出場…日本勢第１号

第１ピリオド、得点を決めて喜ぶ輪島夢叶（左端）ら（８日、北海道苫小牧市で）＝武藤要撮影

　アイスホッケー女子の２０２６年ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選は８日、北海道苫小牧市のｎｅｐｉａアイスアリーナで行われ、Ｇ組の日本代表「スマイルジャパン」（世界ランキング７位）はポーランド（同２０位）に６―０で勝ち、４大会連続５度目の五輪出場を決めた。日本勢がミラノ・コルティナ五輪の出場権を獲得するのは、全競技を通じて初めて。

　日本は第１ピリオドから攻勢に出て、ＦＷ前田涼風選手（道路建設）のゴールで先制。その後もＦＷ輪島夢叶（ゆめか）選手（同）らが得点を重ねて圧倒した。

　最終予選は１２チームが３組に分かれて総当たり戦を行い、各組１位が五輪出場権を獲得。日本は６日の初戦でフランス（同１３位）を破っており、２連勝で勝ち点を６に伸ばしてＧ組１位が確定した。日本は９日の最終戦で中国（同１２位）と対戦する。