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市役所の開庁時間を1時間15分短縮へ、開庁は午前9時・閉庁は午後4時半…三重・名張で働き方改革

読売新聞 / 2025年2月9日 15時16分

 三重県名張市は、市役所などの開庁時間を8月から短縮すると発表した。市役所は現在の午前8時半~午後5時15分を午前9時~午後4時半に変更し、朝夕で計1時間15分短くなる。

 市役所に合わせ、保健センター、上下水道部庁舎、まちの保健室、名張藤堂家邸、夏見廃寺展示館も開庁時間を統一する。ただし、上下水道部庁舎の電話対応は従来通り、24時間対応を続ける。

 現在の開庁時間は職員の勤務時間と同じで、窓口業務のある部署では始業前の準備や閉庁後の後片付けなど、時間外勤務が常態化。職員の働き方改革と、市民サービス向上に向けた業務改善を目的に、開庁時間を見直すことにした。

 昨年12月の平日5日間、市役所や保健センターなどで窓口と電話対応を調査。全5022件に及ぶ窓口対応のうち、朝夕の計1時間15分は329件で全体の6・55%にとどまった。市役所の電話対応は5日間で計6511件に上ったが、この時間帯は1039件で全体の15・96%だった。

 市民のマイナンバーカード保有率が2023年度末で74・9%となり、住民票などのコンビニ交付が普及したこともあり、市は、開庁時間を短縮しても大きな影響はないと判断した。

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