パラアルペン世界選手権、村岡桃佳が女子大回転の座位でＶ「久々のビッグイベントで緊張した」

世界選手権の女子大回転（座位）で優勝した村岡桃佳（中央）＝日本障害者スキー連盟提供

　パラアルペンスキーの世界選手権は８日、スロベニアのマリボルで女子大回転が行われ、座位クラスは今季、冬季競技に復帰した村岡桃佳（トヨタ自動車）が２回の合計タイム２分１７秒９６で制した。

　村岡は１回目を１分９秒０８のトップでフィニッシュ。２回目はさらに速い１分８秒８８で滑った。合計タイムで２位に１秒以上の差をつけて優勝した。村岡は日本障害者スキー連盟を通じ、「初日に優勝できたことが嬉しい。久々のビッグイベントで緊張した。男子レースにバトンを渡せるようベストを尽したい」とコメントした。

　立位クラスの本堂杏実（コーセー）は９位だった。