フォルティウスが延長戦を制し優勝、五輪候補の座は９月にロコ・ソラーレらと三つどもえで決定戦

北海道銀行を破って優勝し、抱き合って喜び、リザーブの小林未奈（手前）を迎えるフォルティウスの（左から）小野寺佳歩、小谷優奈、吉村紗也香、近江谷杏菜ら（９日）＝上甲鉄撮影

　カーリング・日本選手権最終日は９日、決勝が行われ、男子は、ＳＣ軽井沢クがロコ・ソラーレを７―５で破り、２年ぶりの優勝を飾った。女子は、フォルティウスが北海道銀行を延長の末に８―７で振り切って優勝した。

　男子のＳＣ軽井沢クと女子のフォルティウスは、来年のミラノ・コルティナ冬季五輪の出場枠がかかる今春の世界選手権代表に決まった。９月に予定される五輪代表候補決定戦は、男子はＳＣ軽井沢クと前年優勝のコンサドーレとの一騎打ちが決定。女子はフォルティウス、前年優勝のＳＣ軽井沢ク、世界ランキング日本勢最上位のロコ・ソラーレの三つどもえとなる。