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アルペン大回転で保坂宙、ノルディック複合で遠田広斗が初優勝…総体スキー

読売新聞 / 2025年2月9日 21時19分

男子のアルペン大回転で優勝した長野俊英の保坂宙(9日)=後藤嘉信撮影

 全国高校スキー大会(9日・北海道阿寒湖畔スキー場ほか=読売新聞社共催)――男子はアルペン大回転で保坂そら(長野・長野俊英3年)、ノルディック複合で遠田広斗(秋田・鹿角2年)がそれぞれ初優勝した。女子は距離5キロクラシカルで沢田大芽(秋田・鹿角2年)が優勝。ともに公開競技のノルディック複合は真正綸(長野・飯山2年)が連覇を果たし、強風のためこの日に延期となったジャンプは桜井羽奈(北海道・余市紅志2年)が初制覇した。

保坂「ポジションとタイミングしか考えなかった」

 スタートバーを切った瞬間、保坂は自分がリラックスしていることに気づいたという。男子大回転1回目。「ポジションとタイミングしか考えなかった。それができた」と57秒65の1回目ラップタイムをたたき出した。

 今月初めまで約2週間、韓国で試合を戦ってきた。直前の2試合はともに途中棄権。1メートル67と小柄な体で滑るラインは、大柄な選手たちとは「ずれ」が出る。「(ライン上の)細かな溝に滑りが合わなかった」のが、コースアウトの原因だった。

 最後の高校総体を前に不安もあったが、「調子は悪くない」という周囲からのアドバイスもあり、移動で数日間、スキーと離れてリフレッシュできたことも大きかった。2回目も2番目のタイムでゴールし優勝。「しっかり滑ればトップ層にいけることがわかった。高校では初タイトルなのでうれしい」と喜んだ。

 目標はもちろん、回転との2冠達成だ。(河村真司)

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