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川崎フロンターレ、新監督は主将・脇坂泰斗の”先輩”…「長谷部みたいになれと言われて」

読売新聞 / 2025年2月11日 10時0分

川崎の監督を退任した鬼木氏(2021年撮影)

 サッカー・J1川崎フロンターレのキャプテン・脇坂泰斗選手が、読売新聞ポッドキャスト「ピッチサイド 日本サッカーここだけの話」に出演し、2025年シーズンから川崎を率いる長谷部茂利新監督との関係や日本代表への思いについて、番組MCで元日本代表の槙野智章さんと語った。インタビューは1月6日に行った。

新監督はサッカー少年団の大先輩

 川崎フロンターレは、2017年からチームを率いた鬼木達監督が退任し、昨年までJ1・アビスパ福岡の指揮を執った長谷部茂利氏が新監督に就任した。

 脇坂選手と長谷部監督の関係は、脇坂選手が小学生の頃にまでさかのぼる。

 「長谷部さんは地元の先輩で、サッカー少年団(FC本郷)が一緒なんですよ。そこのプロ第1号が長谷部さんで、僕はチームの代表から『長谷部みたいになれ』って言われていました。当時は子どもだったから長谷部さんのことを知らなかったのですが、プロに入って水戸や福岡で監督をされている長谷部さんが『あの本郷の長谷部さん』だと(笑)」

 サッカー観はどうだろう?

 「非常に人柄が良くてあいさつに行った時も丁寧に対応してくださる。チームに合った戦術をされる方だと思います。水戸では攻撃的で、福岡では堅守速攻だったので、フロンターレでどう変化していくのか楽しみです」

 「刺激的な日々になると思うので楽しみです。新たなフロンターレをつくれるチャンスだと思って頑張りたいと思います」

「活躍して負かしたい」

 一方の鬼木氏は鹿島アントラーズの監督に就任した。今後は対戦相手となる。脇坂選手は次のように語る。

 「鬼さんがいなければ今の僕はないと思っているんで、すごい感謝の気持ちがある分、活躍して負かしたいなと思います」

 長く指導を受けてきた監督が対戦相手になる経験は、槙野さんも思い出深い。

 「ペトロビッチ監督とは11年間一緒にやったんですけど、(浦和レッズを退任して)札幌の監督に就任して対戦したときは、ものすごく変な感じでした。相手ベンチをチラチラ見てました。俺のプレー大丈夫かなとか(笑)」

 鹿島の鬼木監督が川崎のホーム・等々力でピッチサイドに立つとき、川崎サポーターはどう迎え入れるだろうか。

 「確かにそれは気になりますね。大拍手じゃないですかね」(脇坂選手)

 「鬼木さん、泣いちゃうんじゃない(笑)」(槙野さん)

日本代表への思い

 脇坂選手は2022年のEAFF E-1サッカー選手権を最後に代表からは遠ざかっている。代表復帰への思いは?

 「日本代表にはかつてのチームメートも多くいますし、一緒にプレーしたい思いもあります。Jリーグで飛び抜けないといけないと思うので、結果やプレーの質で常に名前が出てくるようにならないと、代表には入っていけないと思う」

 代表の青のユニホームへの気持ちは強い。

 「やっぱり小さい頃から憧れてた場所なので特別ですね。頑張ります」

プロフィル

脇坂泰斗(わきざか・やすと)

川崎フロンターレU-18から大学進学を経て川崎へ。日本代表にも選出され、2022年からは中村憲剛さんがつけていた背番号14を引き継いだ。3年連続でJリーグベストイレブンを受賞。ポジションはMF。1995年生まれ、横浜市出身。

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