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1月の「街角景気」、3か月ぶり悪化し0・4ポイント低下…野菜やコメの値上げ続き影響懸念

読売新聞 / 2025年2月10日 16時57分

内閣府

 内閣府が10日発表した1月の景気ウォッチャー調査によると、小売店主らに聞いた「街角景気」を3か月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)は前月より0・4ポイント低下し、48・6だった。マイナスは3か月ぶり。総括判断は「緩やかな回復基調が続いている」と据え置いた。

 指数を構成する3分野のうち家計と雇用関連がマイナス、企業がプラスだった。家計では飲食関連が大きく下押しした。生鮮野菜やコメの高騰を踏まえ、コメントでは節約志向の高まりの影響を懸念する声が多かった。2025年春闘が本格化する中で賃上げへの言及は増えたものの、指数の底上げにはつながらなかった。

 一方、2~3か月先の景気の見通しを示す「先行き判断DI」は前月より1・4ポイント低下し48・0だった。2か月連続の下落で、家計、企業、雇用ともマイナスだった。物価高を懸念する声が現状よりも増えた。

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