ペイペイがペイペイ証券を子会社化へ…株保有比率７５・２％に引き上げ

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　スマートフォン決済最大手のＰａｙＰａｙ（ペイペイ）は１０日、関連会社のＰａｙＰａｙ証券を子会社化すると発表した。ソフトバンクやＬＩＮＥヤフーが持つ株式を４月１日付で取得するほか、同証券の第三者割当増資を引き受ける。

　ペイペイ証券は、ペイペイが株式を３５％保有する一方で、ソフトバンク（株式３０・６％保有）の子会社となっている。株式の取得などを通じて、ペイペイは保有比率を７５・２％に引き上げる。残りは、現在３４％の株式を持つみずほ証券が保有する。

　ソフトバンクグループは金融部門を傘下のペイペイに集約する再編を進めており、ペイペイは昨年１２月、ＬＩＮＥヤフーからＰａｙＰａｙ銀行の株式を取得して子会社化すると発表していた。ペイペイ証券もペイペイの子会社にすることで、連携を強化する。