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ヤクルトスワローズの衣笠剛会長が死去…ファンに愛されるチーム作り、球界発展へ「社長会」呼びかけ

読売新聞 / 2025年2月11日 14時0分

オーナー会議に出席するヤクルト・衣笠剛会長兼オーナー代行(昨年7月)

 プロ野球の東京ヤクルトスワローズは10日、会長兼オーナー代行の衣笠剛(きぬがさ・つよし)氏が7日に死去したと発表した。76歳だった。

 2011年の球団社長就任以降、ファンに愛されるチーム作りを進め、球界全体の発展に心を砕いた。

 10日に沖縄県浦添市のキャンプ地で取材に応じた高津監督は、「情熱的で一生懸命で、強いスワローズを何よりも考えてくださった。感謝してもしきれない。すごく大きな存在でした」と悼んだ。

 現場に足を運ぶのをいとわず、球団施設の改修やナイター後の若手選手への食事の手配など環境整備を進め、3度のリーグ制覇につなげたほか、電子チケットの導入といったファンサービス向上にも取り組んだ。21、22年に連覇を果たした高津監督は「たくさんお客さんが入った神宮球場で勝つ、面白い野球をお見せすることが、会長が一番目指していたこと。勝って恩返しがしたい」と話した。

 社長就任後、セ・リーグ球団の社長に呼びかけ、課題や人気向上に向けて話し合う「セ・リーグ社長会」をスタートさせた。また、東京をホームタウンとするチーム・団体が連携するプロジェクト「TOKYOUNITE」にも22年の発足時から参画するなど、競技の枠を超えたスポーツ界の発展にも寄与した。

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