1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

自公、野党との「政策協議」来週にかけ山場…予算案の年度内自然成立・3月2日までに衆院通過必要

読売新聞 / 2025年2月11日 16時20分

 自民、公明両党が、2025年度政府予算案への賛成取り付けに向けて野党との政策協議を急いでいる。今月下旬にも予算案を衆院通過させるためには、来週にかけての協議が山場となるためだ。

 自公両党と日本維新の会の政調会長は10日、国会内で会談し、維新が求める社会保険料の負担軽減策などを話し合った。維新が予算案への賛成条件として追加で提示したもので、市販品で代替可能な薬を公的医療保険の対象から外すことなど3項目を与党側に突きつけている。

 自民の小野寺政調会長はこの日の会談後、負担軽減に向けて有識者からの意見聴取を提案したことを記者団に明らかにした。維新の要求については「方向性は重要だ」と理解を示した。

 一方、維新の青柳政調会長は与党側から具体的な回答がなかったことを批判した。3党は12日にも再度、会談を開く予定だ。

 自公両党と維新は教育無償化についても協議を進めており、10日は3党の実務者協議も行われた。ただ、私立高に通う世帯への助成額を巡って隔たりは埋まっていない。自公は「年収103万円の壁」の見直しを掲げる国民民主党とも水面下で調整を続けている。

 予算案の年度内の自然成立には3月2日までの衆院通過が必要だ。野党の要求を受け入れて予算案を修正するには1~2週間かかるとされ、協議に残された時間は少なくなっている。石破首相(自民党総裁)は訪米から帰国した翌日の9日、小野寺氏を首相公邸に呼び、今後の対応を協議した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください