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国債・社債運用で含み損23億円の福岡・福津市、第三者委で「購入経緯」検証へ…新市長が意向

読売新聞 / 2025年2月11日 13時47分

支援者と抱き合って当選を喜ぶ福井崇郎氏(中央)

 国債や社債の長期運用で基金に約23億円の含み損を抱える福岡県福津市の任期満了に伴う市長選が9日、投開票され、長期運用を推進してきた2期目の現職・原崎智仁氏(54)が2021年の前回選から得票を約5600票減らして落選した。新人の前市議・福井崇郎氏(37)が初当選し、有識者らによる第三者委員会を設置し、長期債購入の経緯を検証する意向を示した。

 福井氏は市議だった昨年11月、含み損の問題を市議会で取り上げ、原崎氏を追及した。市長選から一夜明けた10日、福井氏は報道陣に対し、「まずは福津市幹部から説明を聞くなどして、財政状況の正確な把握に努めていきたい」と述べた。

 市長選には両氏を含む5人が立候補した。得票数は、福井氏が6639票、原崎氏は6025票で次点だった。投票率は43・88%。原崎氏は21年の選挙では1万1648票を得ていた。

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