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参院選の野党一本化「予備選」、維新が制度案を修正へ…選挙区ごとの世論調査で勝敗

読売新聞 / 2025年2月12日 5時0分

予備選の制度案について説明する日本維新の会の吉村代表(1月22日、大阪府庁で)

 日本維新の会は、夏の参院選の「1人区」で野党候補を一本化するための「予備選」について、制度案を修正する方針を固めた。立憲民主党の意向を踏まえ、選挙区ごとに世論調査を行って勝敗を決める方式とする。

 近く立民などに修正案を説明し、実施への賛同を取り付けたい考えだ。

 維新が1月に公表した予備選の制度案は、改選定数1の1人区ごとに支持政党を問うインターネットの世論調査結果と、昨年の衆院選の比例選結果を組み合わせ、各党にドント方式で擁立できる選挙区を割り当てるものだった。

 候補者ではなく政党に比重が置かれた方式で、立民の野田代表は「個人の知名度や実力が本来問われるべきだ」と注文を付けていた。

 こうした指摘を踏まえて維新は、1人区ごとに候補者名を問う世論調査により野党候補の一本化を決める方向で調整している。公職選挙法では「事前運動」や「人気投票の公表」を禁じているため、これに抵触しない方式を探る方針だ。

 もっとも、現時点で予備選への参加を明言する党はまだない。与党との政策協議などを通じて支持率を上げている国民民主党は、1人区へ候補者を積極的に擁立したい考えで、予備選実施で野党がまとまれるかどうかは不透明だ。

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