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尖閣周辺で領海警備、石垣海保職員に中野国交相「極度の緊張下で対応している皆さんに敬意」

読売新聞 / 2025年2月12日 7時0分

尖閣諸島周辺の警備にあたる大型巡視船「やえやま」の乗組員らに訓示する中野国土交通相(奥)(11日、沖縄県石垣市で)

 海上保安庁を所管する中野国土交通相は11日、沖縄県石垣市・尖閣諸島周辺を管轄する第11管区海上保安本部の石垣海上保安部(石垣市)を就任後初めて視察し、中国海警局の船が領海侵入を繰り返す同諸島周辺で領海警備にあたる職員を激励した。

 激励には同庁の瀬口良夫長官も同行した。中野氏は大型巡視船「やえやま」(約3500トン)で放水銃や40ミリ機関砲の説明を受けた後、甲板に並んだ約100人の乗組員を前に「極度の緊張下で対応している皆さんに敬意を表す。引き続き、海上保安能力の強化を進めていく」と訓示した。

 2012年の同諸島国有化後、11管に大型巡視船12隻と職員約550人を配備し、尖閣専従体制を確立して今月で10年目に入った。その後、「やえやま」など3隻と職員約150人が加わり、現在は11管の大型巡視船21隻中15隻、職員約1900人中約700人が領海警備を主任務としている。

 溝口直樹船長は「緊張が続く任務だが、団結して確実に遂行する」と語った。

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