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ゼレンスキー氏、和平交渉実現なら「ロシアと領土交換」…越境攻撃の占領地を交渉材料に

読売新聞 / 2025年2月12日 10時22分

ゼレンスキー大統領(4日)=ロイター

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日、英紙ガーディアンとのインタビューで、米国のトランプ大統領の仲介でロシアとの和平交渉が実現すれば、「領土を交換する」と語った。ロシア占領下のウクライナ東・南部などの領土と引き換えに、露西部クルスク州でウクライナ軍が占領する領土を露側に返還する方針を示したものだ。

 ゼレンスキー氏が、占領する露領土を交渉材料に使うと明言したのは初めてとみられる。ただ、露占領下のウクライナ領のうち、どの地域を要求するかは「分からない。我々の領土はすべて重要で優先順位はない」と述べるにとどめた。

 ウクライナ軍は昨年8月に始めた越境攻撃で一時、露領土の約1300平方キロ・メートルを制圧したが、露国防省は今年1月、そのうち6割を奪還したと主張している。

 ウクライナがロシアの再侵略を防ぐために求めてきた停戦後の「安全の保証」を巡っては、トランプ政権は「欧州が担うべき」との立場だ。これに対し、ゼレンスキー氏は「米国抜きの安全の保証は、本当の保証ではない」と強調し、米国の関与の必要性を改めて訴えた。

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