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諏訪湖は今冬も「明けの海」と最終判定、7季連続「御神渡り」現れず…宮司「全面結氷を見ただけでも」

読売新聞 / 2025年2月13日 7時25分

注進状に諏訪湖が「明けの海」になったと記す宮坂宮司(11日、長野県諏訪市で)

 長野県の諏訪湖の結氷状況を観察している八剱やつるぎ神社(諏訪市)の宮坂清宮司は11日、今冬が「御神渡おみわたり」が現れない「明けの海」だったと最終判定し、その旨を神前に奉告する「注進状」に記した。15日に注進奉告祭を同神社で行う。明けの海は7季連続となる。

 10日朝にほぼ全面結氷した諏訪湖は、その後の気温上昇と風で解氷が進んだ。観察場所の舟渡川河口付近(同)は、11日午前6時半過ぎの気温が氷点下3・8度と前日より4・6度高く、湖岸の氷を残し沖合は波立った。宮坂宮司は「全面結氷の姿を見ただけでも今年は良かった。温暖化に向かう一つの過渡期として重要な観察をした冬だったかなと思う。記録に残し、後世に伝えたい」と今季の観察を総括した。

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