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身代金要求型「ランサムウェア」使う国際ハッカー幹部のロシア人4人逮捕…世界で24億円の被害

読売新聞 / 2025年2月12日 12時49分

警察庁

 身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」で攻撃を仕掛けたとして、警察庁は12日、欧州警察機構(ユーロポール)と米国など14か国での国際共同捜査で、ハッカー集団「8Base(エイトベース)」幹部のロシア人の男4人を逮捕し、関連するサーバー27台を停止させたと発表した。

 今回のランサムウェアは世界で猛威をふるった「フォボス」と呼ばれるウイルスの亜種で、警察庁などは、エイトベースが攻撃役らを運用していたとみている。

 発表によると、エイトベースは企業などの機密データを暗号化し、情報を公開すると脅す手法で、サイバーセキュリティー対策が脆弱ぜいじゃくな中小企業などに金銭を要求してきたとされる。

 フォボスは世界各国の政府機関や医療施設、重要インフラ事業者など1000以上を標的に送られており、日本国内でも2020年以降、企業や医療施設などで約90件の被害が確認された。世界の被害額は、計1600万ドル(約24億円)に上るとみられている。

 4人は今月9日、滞在先のタイで現地当局に逮捕されたという。

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