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悠仁さま、舞鶴引揚記念館を訪問…市民から当時の話を聞かれる

読売新聞 / 2025年2月12日 15時25分

復元引き揚げ桟橋について説明を受ける悠仁さま(京都府舞鶴市で)

 秋篠宮家の長男で筑波大付属高校3年の悠仁さま(18)は12日、京都府舞鶴市を訪れ、舞鶴引揚記念館を視察された。

 舞鶴は全国に18か所あった引き揚げ港の一つで、1958年までに約66万人が帰国した。同館はシベリア抑留や引き揚げの歴史を伝える拠点として、約1万6000点の資料を収蔵する。

 悠仁さまは、案内役の説明を聞きながら、引き揚げ船の模型や港のジオラマなどを見て回られた。抑留者が望郷の念を短歌でまとめた「白樺しらかば日誌」の前では、「少ない文字で書くことで、効果的に残した面もあるのですかね」と話された。その後、復元された桟橋に足を運び、高齢の市民から、引き揚げ者を出迎えた当時の話を聞かれた。

 悠仁さまは、これまでも先の大戦の記憶に向き合われてきた。2013年に沖縄、16年に長崎、18年に広島を訪れ、慰霊碑に供花したり被爆者の体験を聞かれたりされた。小学6年の終戦記念日には、作家の半藤一利さん(死去)から昭和史の講義を受けられた。

 今回の視察は、17年の秋篠宮ご夫妻の同館訪問後から調整され、悠仁さまの進学が決まり、高校の授業がないこの時期に実現した。

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