川除大輝が男子１０キロクラシカル優勝…パラ距離スキー世界選手権

男子１０キロクラシカル（立位）で優勝した川除大輝＝日本障害者スキー連盟提供

　パラ距離スキーの世界選手権は１２日、イタリアのドッビアーコで行われ、男子１０キロクラシカル（立位）を川除大輝（日立ソリューションズ）が制した。

　日本障害者スキー連盟によると、川除は世界選手権では２０１９年カナダ大会以来の優勝。川除は連盟を通じて、「（ワールドカップを含め）今季初優勝することが出来た。最後まで気の抜けないレース展開だったが、勝ち切ることができた。自信につながる」とコメントした。

　新田佳浩（日立ソリューションズ）は５位。このほかのクラスでは、男子の視覚障害で有安諒平（東急イーライフデザイン）が１１位、女子の立位で阿部友里香（日立ソリューションズ）が９位だった。