米国防情報当局から個人情報漏えい、社会保障番号など=書簡
ロイター / 2020年2月21日 2時18分
米国防総省の内局である国防情報システム局(DISA)が管理している社会保障番号などの個人情報が漏えいしていたことが分かった。ロイターが20日、情報流出の可能性がある個人宛ての書簡を入手した。メリーランド州フォートミードのDISA本部で2007年9月撮影(2020年 ロイター/Jason Reed)
[ワシントン 20日 ロイター] - 米国防総省の内局である国防情報システム局(DISA)が管理している社会保障番号などの個人情報が漏えいしていたことが分かった。ロイターが20日、情報流出の可能性がある個人宛ての書簡を入手した。
今月11日付の書簡によると、2019年5─7月にDISAのシステムで「情報漏えい」があったという。
ホワイトハウスは現時点でコメント要請に応じていない。書簡にもこれ以上の詳細な内容は明記されていない。
書簡では、個人情報が悪用された証拠はないが、情報流出の可能性がある個人には通知する必要があるとしている。
ウェブサイトによると、DISAは「大統領、副大統領、政府職員、シークレットサービスに対し直接的な通信手段やIT(情報技術)サービスを提供している」ほか、米軍の統合参謀本部議長や高官らに「直接的な支援」を提供しているという。
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