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独、22日に各州と新型コロナ対策会合 全国的な外出禁止令検証も

ロイター / 2020年3月21日 0時48分

 20日、独首相報道官は、メルケル首相が22日に州首相と危機対策会合を開き、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向け取られている措置の順守状況を検証すると明らかにした。写真はメルケル首相。3月16日撮影(2020年 ロイター/Markus Schreiber)

[ベルリン 20日 ロイター] - 独首相報道官は20日、メルケル首相が22日に州首相と危機対策会合を開き、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向け取られている措置の順守状況を検証すると明らかにした。政府は国民が対応策を順守しない場合、全国的に外出禁止令が発令される可能性があると警告している。

ザイベルト報道官は記者会見で「メルケル首相と州首相は状況を厳しく精査する。国民が21日にどのように行動するかが決定的となる」と述べた。

連邦制を敷くドイツでは首相に全国的な外出禁止令を発令する権限はなく、州首相や地方政府が発令する必要がある。

22日の危機対策会議を前に南部バイエルン州はこの日の深夜から2週間、全州で2週間の外出制限を導入すると発表。ゼーダー州首相はテレビ演説で「バイエルン州を閉鎖するわけではない。ただ州内の活動を完全に停止する」と述べた。

ドイツではこのほか、南西部のフライブルク市が今週末から外出禁止令を発令するほか、最も人口が多い西部ノルトライン・ウェストファーレン州も同様の措置を取る可能性がある。

ドイツ国内の新型ウイルス感染による死者数はこれまでのところ31人にとどまっているが、感染者数は1万3957人と、前日から2958人増加した。保健当局は適切な措置が取られなければ、感染者数は向こう3カ月で最大1000万人に膨れ上がる恐れがあると警告している。

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