中国経済に正常化の兆し、リスク依然くすぶる=IMF
ロイター / 2020年3月21日 0時52分
20日、国際通貨基金(IMF)の当局者は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済的影響に関するブログで、中国経済に正常化の兆しが見え始めているが、依然としてリスクはくすぶっているとの見解を示した。写真は2019年4月撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas)
[ワシントン 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の当局者は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済的影響に関するブログで、中国経済に正常化の兆しが見え始めているが、依然としてリスクはくすぶっているとの見解を示した。
当局者は、中国の大手企業の大半が事業を再開し、多くの従業員が仕事に復帰したが、国内外の移動が再開されると感染が再び拡大するリスクがあると述べた。
また、中国経済は第1・四半期に大幅に減速し、通年でも大きく影響すると指摘。「経済活動の急停止に始まり、中国経済にすぐに波及して本格的なショックに変化すると同時に需給を妨げた」とし、1─2月の鉱工業生産や小売売上高が非常に軟調だったと強調した。
一方で、中国のこれまでの対応は正しく、大きな経済的代償を払うものだったとしても、新型コロナの感染拡大抑制や影響緩和に効果を上げたと言及。全国および地方での厳格な移動制限により、新型コロナ発生地である湖北省は壊滅的な状況となったが、全国的な感染拡大に歯止めがかかったとした。
この記事に関連するニュース
-
米大統領選、リスク要因=「もしトラ」で幅広い政策変更―IMF
時事通信 / 2024年7月18日 22時3分
-
IMF、24年世界成長率見通し3.2%に据え置き インフレリスク指摘
ロイター / 2024年7月16日 22時3分
-
新型コロナが感染拡大の兆し 感染力強い変異株「KP.3」が流行中 冷房使う夏でも「10センチ開けっ放しに」
CBCテレビ / 2024年7月16日 19時30分
-
専門家「ワクチンから逃れやすい」コロナ感染再拡大 新たな変異株『KP.3』とは 下痢があり味覚障害少なく
東海テレビ / 2024年7月16日 17時53分
-
IMFによる金融セクター評価プログラムの最終報告について…今後の金融規制の方向性
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月28日 7時0分
ランキング
-
1セルフレジで客が減る? 欧米で「セルフレジ撤去」の動き、日本はどう捉えるべきか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月18日 8時10分
-
2電話番号案内104終了へ NTT東西、利用者激減で
共同通信 / 2024年7月18日 21時35分
-
3東証、一時1000円近く下落 円高進行で輸出関連に売り
共同通信 / 2024年7月18日 11時58分
-
4「レイバン」メーカー、人気ブランド「シュプリーム」を15億ドルで買収
ロイター / 2024年7月18日 8時34分
-
5申請を忘れると年金200万円の損…荻原博子「もらえるものはとことんもらう」ための賢者の知恵
プレジデントオンライン / 2024年7月17日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)