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米財務省諮問委メンバー、量的緩和拡大へFRBに圧力=関係筋

ロイター / 2020年3月21日 6時52分

 20日、米財務省借入諮問委員会(TBAC)のメンバーが、連邦準備理事会(FRB)はより積極的に大規模な資産買い入れを行い、消費者や中小企業への融資を支援するため2009年の金融危機時に導入した対策を復活させるべきとの見解を示した。写真は2017年12月撮影(2020年 ロイター/Eduardo Munoz)

[ワシントン 20日 ロイター] - 米財務省借入諮問委員会(TBAC)のメンバーが、連邦準備理事会(FRB)はより積極的に大規模な資産買い入れを行い、消費者や中小企業への融資を支援するため2009年の金融危機時に導入した対策を復活させるべきとの見解を示した。協議に詳しい関係者2人が明らかにした。

FRBはこのところ、新型コロナウイルス対策として緊急利下げのほか、量的緩和(QE)プログラム再開などの流動性供給策を打ち出している。

ただ、TBAC委員らは、FRBがさらなる大胆な対策を取る必要があるとの見解を示しているという。TBACは財務省に国債発行に関する諮問を行い、FRBや政権当局と財政政策について定期的に協議している。

FRBは15日の緊急利下げに合わせ、米国債5000億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)2000億ドルのQEを発表したが、ある関係筋によると、TBAC委員らがこの数日、さらにQEを拡大するようFRBに求めていると述べた。

この関係者は、TBAC委員がMBS市場の流動性強化に注力した対策を求めていると明かした。

また関係者2人は、このほか家計や中小企業向けの融資拡大に向け2009年3月から10年6月まで導入されたターム物資産担保証券貸出制度(TALF)を復活させるべきとの機運も高まっていると述べた。

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