中国の滴滴出行、2022年までに1日当たりの注文1億件目指す＝ＣＥＯ

ロイター / 2020年4月20日 11時59分

　４月２０日、中国配車サービス大手、滴滴出行（ディディ・チューシン）の程維（チェン・ウェイ）最高経営責任者（ＣＥＯ）は１７日、２０２２年までに全世界で１日当たりの注文を１億件、月間のアクティブユーザー数を８億人にすることを目指す考えを示した。写真は北京で２０１８年８月撮影（２０２０年　ロイター／JASON LEE）

［北京　１７日　ロイター］ - 中国配車サービス大手、滴滴出行（ディディ・チューシン）の程維（チェン・ウェイ）最高経営責任者（ＣＥＯ）は１７日、２０２２年までに全世界で１日当たりの注文を１億件、月間のアクティブユーザー数を８億人にすることを目指す考えを示した。

同社は声明で配車サービスやバイクシェアなど、移動サービスを今後も拡充する方針を示した。また、自動運転や自動車メーカーとの自動車管理などの事業も進める計画を明らかにした。

目標とする注文件数には、配車サービスやフードデリバリーのサービスなどが含まれる。

同社は、現在の１日の平均注文件数を明らかにしていない。ただ、昨年、国内の配車件数が国慶節の連休入り前の９月３０日に３７００万件に達するとの見通しを示していた。国内の配車サービスは同社の事業の大きな部分を占める。

同社にはソフトバンクグループ<9984.T>が出資している。日本、オーストラリア、中南米でも事業を拡大している。