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英世帯の3分の1で収入減少、新型コロナ危機=IHSマークイット

ロイター / 2020年4月20日 19時29分

 4月20日、IHSマークイットによる家計調査によると、新型コロナ危機の影響で英国では3世帯に1世帯の割合ですでに収入が減少しており、全般的な家計の状況も10年ぶりのペースで悪化している。写真はロンドンの街並み。3月17日撮影(2020年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 20日 ロイター] - IHSマークイットによる家計調査によると、新型コロナ危機の影響で英国では3世帯に1世帯の割合ですでに収入が減少しており、全般的な家計の状況も10年ぶりのペースで悪化している。

IHSマークイットの調査は、英国が新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるために封鎖措置を導入した2週間後の4月2━5日に実施された。

先週発表された当局の暫定データによると、3月23日に封鎖措置が発動されて以降、企業の4社に1社が一時的に休業し、残りの企業は平均で従業員の5分の1を一時帰休としている。

英国政府は一時帰休の対象となった従業員の賃金の80%を少なくとも6月末まで支払うほか、1年以上営業している自営業者も支援する方針を発表している。

ただ、こうした支援策が適用される従業員でも、雇用主が差額を補わない限り、収入は減ることになる。

IHSマークイットのエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「英国の世帯の約3分の1が4月に仕事からの収入が減ったと報告している。2009年の調査開始以来、群を抜いて最大の数字だ」と述べた。

4月の家計指数は34.9で、2011年11月以来の低水準まで落ち込んだ。前月の42.5からの低下幅は、2009年の調査開始以降で最大。

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