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NY市長、9月対面授業再開方針を再表明 防護用具備蓄へ

ロイター / 2020年8月21日 4時2分

米ニューヨーク市のデブラジオ市長は20日、9月から始まる新学期に市内の学校で対面授業を再開させる方針を改めて表明した。代表撮影(2020年 ロイター)

[20日 ロイター] - 米ニューヨーク市のデブラジオ市長は20日、9月から始まる新学期に市内の学校で対面授業を再開させる方針を改めて表明した。

ニューヨーク市の公立学校教員13万3000人が加盟する「ニューヨーク市教員連盟(UFT)」は前日、徹底した新型コロナウイルスの検査など安全対策が講じられないまま学校が来月再開されれば、ストライキや法廷闘争もじさないとの姿勢を鮮明にしていた。

デブラジオ市長は「学校が安全かつ用意が整うことを確実にする」と言明した。各学校に常時30日分の個人防護具(PPE)を備蓄する措置を講じるほか、同市のコロナ検査陽性率が7日平均で3%以上になった場合、学校を閉鎖する指針を示した。ニューヨーク市の陽性率は同日時点で0.88%。

また、同じ学校内の違うクラスから少なくとも2人の感染が確認された場合、学校は14日間閉鎖される。同じクラス内での感染が確認された場合には、そのクラスのみが14日間閉鎖される計画。

ニューヨーク市では9月10日から対面とオンラインを組み合わせて授業を行う形で学校を再開する計画。

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