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午後3時のドルは103円後半、仏国債人気のユーロ高一服

ロイター / 2021年1月20日 15時42分

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの103円後半。フランスの国債入札が話題となって海外市場で進んだユーロ高は一服し、主要通貨は小動きだった。写真はユーロ紙幣、2019年5月撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[東京 20日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 103.74/76 1.2142/46 125.98/02

午前9時現在 103.89/91 1.2137/41 126.12/16

NY午後5時 103.89/90 1.2128/29 126.00/04

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの103円後半。フランスの国債入札が話題となって海外市場で進んだユーロ高は一服し、主要通貨は小動きだった。

ユーロは前日の上昇の勢いを引き継ぐ形で、一時1.2150ドルまで上昇。海外高値を小幅に上抜け今月15日以来の高値をつけたが、その後は売買が交錯した。

ユーロ/円も一時126円前半と海外高値に迫ったが、上抜けには至らなかった。

前日にユーロ高が進んだ場面では、仏政府が行った50年国債の入札で、発行額の10倍近い750億ユーロ規模の需要を集めたことが関心を呼んだ。発行額は70億ユーロ、利率は0.5%だった。

ドルは103円後半でやや上値の重い展開。今月6日にトランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂へ乱入する事件が発生したことで、市場ではきょうのバイデン次期大統領の就任式も、予断を許さないと警戒する声が出ている。

「(就任式を)無難に終えることができるかを見守っている。混乱なく通過できれば、市場の興味は21日の日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会で金融政策の微調整があるかに向かうだろう」(アナリスト)という。

(為替マーケットチーム)

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