米オラクル、クラウドサービスに新興アンペアの最新チップ採用

　９月１９日、米ソフトウエア大手オラクルは、クラウド・コンピューティング・サービスに新興企業アンペア・コンピューティングの主力プロセッサーチップを採用すると発表した。写真はオラクルのロゴ。アイルランドのダブリンで２０２１年１０月撮影（２０２３年　ロイター／Tom Bergin）

Stephen Nellis

[１９日 ロイター] - 米ソフトウエア大手オラクルは１９日、クラウド・コンピューティング・サービスに新興企業アンペア・コンピューティングの主力プロセッサーチップを採用すると発表した。新規株式公開（ＩＰＯ）を申請しているアンペアに追い風となる。

アンペアは米半導体大手インテルの元幹部が設立。英アーム・ホールディングスの技術を用いてデータセンター向けチップを設計し、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）に生産を委託している。

アンペアは先月、同社の主力チップをアルファベットのクラウドサービス部門「グーグルクラウド」が採用すると発表した。

クラウドコンピューティング企業はチップを大量に購入し、ソフトウエア開発者に提供している。