ユーロ圏のインフレリスクは均衡＝スペイン中銀総裁

[マドリッド ２０日 ロイター] - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は２０日、ユーロ圏のインフレリスクは現在均衡しているとの見方を示した。

エネルギーや食品価格、賃金の上昇といった一部の要因が、金融引き締めによる需要減退によって相殺される可能性があると指摘した。

ＥＣＢは先週、主要金利を過去最高の４％に引き上げ、これが最後の利上げになる可能性が高いことを示唆した。