バイデン氏、ウクライナ大統領と電話会談 追加軍事支援を協議

　１０月１９日、バイデン米大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、米国の継続的な軍事支援について協議した。写真はエアフォースワン内で１８日撮影（２０２３年　ロイター/Evelyn Hockstein）

[キーウ １９日 ロイター] - バイデン米大統領は１９日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、米国の継続的な軍事支援について協議した。

協議はバイデン氏が同日夜に予定する国民向け演説を前に行われた。演説ではウクライナとイスラエルへの支援の必要性を訴える見通し。

ホワイトハウスによると、バイデン氏は「ウクライナの主権、領土の一体性、民主的な未来の防衛に対する超党派の強い支持継続」を強調した。

ゼレンスキー氏は長射程の地対地ミサイル「ＡＴＡＣＭＳ（エイタクムス）」供与に関しバイデン氏と米議会に謝意を示した。

ゼレンスキー氏は同日のビデオ演説で「（バイデン氏と）軍事支援のほか、ＡＴＡＣＭＳが占領者からのウクライナ解放をいかに加速できるかなどを話し合った」とし、「来年もウクライナに対する支援を継続すること、わが国に対する重要な支援パッケージについても協議した」と述べた。