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スリランカ、強固な予算と財政赤字縮小が必要=IMF

ロイター / 2023年10月20日 15時25分

 10月20日、国際通貨基金(IMF)のスリランカ担当シニアミッションチーフ、ピーター・ブロイヤー氏は、同国に対し強固な予算と財政赤字縮小を求めていると述べた。写真は昨年11月、スリランカ・コロンボの市場で撮影(2023年 ロイター/Dinuka Liyanawatte)

[ニューデリー 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のスリランカ担当シニアミッションチーフ、ピーター・ブロイヤー氏は20日、同国に対し強固な予算と財政赤字縮小を求めていると述べた。

スリランカは昨年、外貨準備高が記録的な水準まで落ち込み、過去70年間で最悪の金融危機に陥ったが、今年3月にIMFが29億ドルの支援を承認して以降、経済の一部安定化やインフレ率低下、外貨準備高の回復が見られている。

しかし、歳入拡大に苦戦しており、IMFは今年の歳入が15%不足すると予測している。支援プログラムの最初の審査を通過するには来年の状況改善が必要となる。

スリランカは19日、約3億3000万ドルの第2回分支援でIMFと事務レベルの合意に達したが、実行にはIMF理事会などの承認が必要。

ブロイヤー氏は歳入について、来年に不足を生じさせず、国内総生産(GDP)の12%を超える水準を確保することが目標だと指摘。

この目標を達成できる強固な予算を求めているとし、スリランカが財政赤字を縮小して再び債権者を見つけることができるようにするのが狙いだとワシントンからオンラインの記者会見で語った。

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