9月英CPI、中銀の予想と大きく乖離せず=総裁
ロイター / 2023年10月20日 16時37分
10月20日、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁(写真)は、9月の同国の消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想に反し鈍化しなかったことについて、中銀の予測と大きくかけ離れてはおらず、コアインフレ率の鈍化は「かなり心強い」と述べた。写真は8月、ロンドンで代表撮影(2023年 ロイター)
[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、9月の同国の消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想に反し鈍化しなかったことについて、中銀の予測と大きくかけ離れてはおらず、コアインフレ率の鈍化は「かなり心強い」と述べた。
20日付のベルファスト・テレグラフ紙とのインタビューで見解を示した。
9月のCPI上昇率は前月と同じ前年比6.7%だった。ロイターのエコノミスト調査では6.6%に若干鈍化すると予想されていた。
総裁は統計に「大きな変化」が見られるとは予想していなかったと指摘。「われわれの予想から大きくかけ離れてはいない。コアインフレ率はわれわれの予想より若干低下し、かなり心強い」と述べた。
変動の激しい食品・エネルギー・アルコール・たばこを除くコアインフレ率は6.1%と、8月の6.2%から鈍化した。
総裁は、昨年はエネルギー価格が高騰していたため、10月のCPI上昇率は前年比で「顕著に低下」すると予想。
労働市場については、賃金が懸念要因だと指摘した。
「賃金の伸びは(インフレ)目標と整合的な水準を依然として大幅に上回っている」とした上で「人々がインフレ鈍化の証拠を求めていることは理解できる。そうした証拠が年内にさらに得られるだろう」と述べた。
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