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中国、米核報告書に反論 「事実を歪曲」

ロイター / 2023年10月20日 18時10分

10月20日、中国外務省は、同国の核弾頭が2030年には1000発を超えるとの米国防総省の報告書について、偏見に満ちており、事実が歪曲されていると主張、中国には核軍拡競争に参加する意図はないと表明した。写真は米国防総省。2020年10月撮影(2023年 ロイター/Carlos Barria)

[北京 20日 ロイター] - 中国外務省は20日、同国の核弾頭が2030年には1000発を超えるとの米国防総省の報告書について、偏見に満ちており、事実が歪曲されていると主張、中国には核軍拡競争に参加する意図はないと表明した。

外務省の毛寧報道官は会見で「まず、今回の米国の報告書は過去の同様の報告書と同じく、事実を無視し、偏見に満ちており、中国脅威論を広めている」と発言。

「中国は自衛と防衛のための核戦略を堅持しており、核戦力を常に国家安全保障に必要最低限な水準に維持している。どの国とも核軍拡競争に関与する意図はない」と述べた。

「どの国も中国に対して核兵器を使用したり、使用すると脅したりしない限り、中国の核兵器に脅かされることはない」とも発言した。

米国防総省は19日に公表した中国の軍事動向に関する報告書で、同国が保有する運用可能な核弾頭の数が今年5月時点で500発超に上っていると指摘し、2030年には1000発超に達するとの見通しを示した。

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