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FRB、24年後半に利下げの可能性=アトランタ連銀総裁

ロイター / 2023年10月20日 23時48分

アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ率は依然として高すぎるが、景気減速の証拠が積み重なる中で鈍化してきており、来年後半には金融政策緩和への道が開かれる可能性があると述べた。2019年、ダブリンで撮影(2023年 ロイター/Clodagh Kilcoyne/File Photo)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 20日 ロイター] - アトランタ地区連銀のボスティック総裁は20日、インフレ率は依然として高すぎるが、景気減速の証拠が積み重なる中で鈍化してきており、来年後半には金融政策緩和への道が開かれる可能性があると述べた。

CNBCで「金融緩和を検討する前に2%にもっと近づかなければならない。インフレを抑えることが第一の仕事だ」と指摘。ただ「2024年後半」には金融緩和が議論の対象になるとした。

ボスティック総裁は今年のFOMCで投票権を持っていないが、来年には持つことになる。

ボスティック氏はまた、自身が得た情報では米経済はまだ勢いがあるものの、減速していることが示されていると言及。企業からは景気減速の到来を予期する声が聞こえており、自身が金融政策を巡る現行のスタンスや今後数カ月の展開を検討する上で、これらの声を考慮するとした。ただ、自身はリセッション(景気後退)を見込んでいないと語った。

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