ブラジル経済活動指数、第3四半期は0.64%低下 好調から一転
ロイター / 2023年11月20日 14時54分
ブラジル中央銀行が17日発表した第3・四半期の経済活動指数は0.64%低下し、農業部門の伸びに支えられたこれまでの好調から一転した。資料写真、2019年5月、リオデジャネイロのスーパーマーケット(2023年 ロイター/Pilar Olivares)
[ブラジリア 17日 ロイター] - ブラジル中央銀行が17日発表した第3・四半期の経済活動指数は0.64%低下し、農業部門の伸びに支えられたこれまでの好調から一転した。
9月の同指数は前月から0.06%低下、ロイター調査のエコノミスト予想は0.2%上昇だった。前年同月比では季節調整前で0.32%上昇、12カ月では2.50%上昇した。
アダジ財務相は、高金利とコモディティー価格が前年同期比で下落したため、第3・四半期が「極めて悪い」数字になったと述べていた。
ノバ・フトゥラのエコノミスト、ニコラス・ボルソイ氏は、9月の指数は活動全体の約70%を占めるサービス部門の縮小と一致していると指摘。「第3・四半期国内総生産(GDP)が0.2%減少するとのわれわれの予想には下振れの可能性が出てきた」と述べた。
さらに「第4・四半期は一段と悪くなるとみている。現時点では通年で3%のプラス成長予想を維持しているが、2.8%になる公算もある」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください