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メキシコ次期大統領、来年の財政赤字抑制を表明 司法改革を支持

ロイター / 2024年6月20日 9時55分

6月19日、メキシコ大統領選に当選したシェインバウム前メキシコ市長(写真)はメキシコ市で開かれた財政関係者の会合で、来年は増税を実施せずに財政赤字を抑制すると表明した。メキシコ市で18日撮影(2024年 ロイター/Henry Romero)

[メキシコ市 19日 ロイター] - メキシコ大統領選に当選したシェインバウム前メキシコ市長は19日、メキシコ市で開かれた財政関係者の会合で、来年は増税を実施せずに財政赤字を抑制すると表明した。またロペスオブラドール大統領が打ち出した司法制度改革を支持する考えも示した。

シェインバウム氏は「われわれは非常に責任のある予算の準備を進めている。2025年の財政目標は赤字を国内総生産(GDP)の3.5%以内に抑えることだ。今年はこの比率が5%超の水準に近付くだろう」と述べた。

ロペスオブラドール政権は今年の財政赤字目標をGDPの約3%に設定している。

シェインバウム氏は、関税のデジタル化などを通じて増税せずに税収の拡大を図ると説明した。

一方で同氏は司法制度改革について、権力の集中や権威主義につながるものではないと強調した。

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