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ドイツの銀行従業員、最大16%の賃上げ要求でスト突入も

ロイター / 2024年6月20日 11時17分

 6月19日、ドイツでは数十万人もの銀行従業員が生計費の高騰に対処するため最大16%の賃上げを求めている。写真はドイツ・フランクフルトの金融街。2021年10月撮影(2024 ロイター/Kai Pfaffenbach)

Tom Sims

[フランクフルト 19日 ロイター] - ドイツでは数十万人もの銀行従業員が生計費の高騰に対処するため最大16%の賃上げを求めている。労組側はストライキも辞さない構えだ。

ドイツ銀行やコメルツ銀行の従業員が加入する労組は既に経営側との交渉に入っているが、協議は不調となっている。政府系銀行の従業員を対象とする労使交渉も14日に始まった。

労組側は12.5─16%の賃上げを要求しており、銀行が高金利を背景に大幅な利益を確保していると強調している。労組側も経営側も自分たちの主張を譲らない姿勢だ。

今週これまでの協議では、民間銀行の経営側が提示した8.5%の賃上げを労組側が拒否した。

12.5%の賃上げを要求している労組ベルディの交渉責任者、ヤン・ドゥシェック氏は、提示された8.5%の賃上げは「要求水準からかけ離れている」と指摘し、7月の交渉再開前にストに突入する公算が大きいとの見方を示した。

コメルツ銀行の一部従業員は先週、賃上げを求めて既にストを決行している。  

別の労組DBVは16%の賃上げを求めており、組合員向けの資料で、経営側が提示した8.5%の賃上げに「イエローカード」を突き付けたと明らかにした。  

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